夏休みも、もう終わりだっていうのに(水戸市は8月27日が始業式で5時間授業です)、今さら「習字の宿題でもやろうっかな♡」って、まだ宿題残ってんの?どんだけカスなの?ウチの娘。
だらしなさにプリプリ怒っている親を尻目に、ルンルンで準備を始める娘。
が、しかし…なにやら試行錯誤中。
なんと!
筆がガッチガチのバッキバキに固まっているではありませんか!
墨汁に浸してもほぐれません…
さて、こんな時、どうしたらいいの?
なぜ、筆が固まるのか?
ズバリ!前回使ったあとに洗わなかったから
ですね( ̄▽ ̄;)
小学生のうちは、授業で使ってから片付ける時間がなかったり、めんどくさがったりして筆を洗わないことが多いですよね。
もしかしたら、学校では「洗わないこと」と指導しているのかもしれません。
しかし、筆は洗うことで長持ちもします。
次の授業がすぐあれば、そんなでもないかもしれませんが、ずっとしまいっぱなしだとガッチガチに固まってしまうでしょう。
お習字教室でも洗わずに持ち帰って来た時は、おうちで洗うように心掛けてみましょう。
固まった筆、どうやって洗う?
洗うと言っても、ザブザブ無理矢理ゴリゴリとほぐし洗ってはいけないようです。
毛がちぎれたり抜けたりして、ほぐれたとしても毛先がまとまらなかったり、割れる原因になって傷んでしまうので要注意です。
まずは、ぬるま湯にしばらく浸けておきます。1時間くらい様子をみてみましょう。
できれば軸が浸からないようにした方がいいそうです。
墨が溶けて毛先からほぐれてきていませんか?
温度が下がってきていたら、何度か交換するといいと思います。
ほぐれてきたら、根元を中心に揉みほぐしてみましょう。
まだ固いようでしてら、ぬるま湯に浸け置き→もみほぐしを繰り返してみてみましょう。
それでもだめなら、シャンプーを少量つけて洗うといいとのことですが、私は恐ろしくてやっていません( ̄▽ ̄;)
正しい筆の洗い方
普段、筆を洗う際は水道などの流水で洗うといいそうですが、流水を直接筆の毛に当てると割れの原因になるので、当てないようにしましょう。
軸の方から毛先に向かって、人差し指と親指の腹で、ギュッと墨を押し出すようにして洗っていきます。
とは言っても、筆を洗う間ずっと水を出しっぱなしにしては水道代が気になりますよね(((^^;)
そんな時は汚れてもいい容器に水を溜めてその中で洗いましょう。
方法は同じで、水の中で人差し指と親指の腹で押して洗います。
水が真っ黒になったらその都度交換をしましょう。
どのくらい洗うのかの加減は、指で押したときに墨がほぼほぼ出てこなくなったかなと感じるくらいでいいと思います。
洗い終わったら筆の毛の部分を使い終わった半紙などで包むようにして持ち、軽く握って水分をとります。専用に雑巾を用意してもいいですね。
洗った後、すぐに道具箱にしまいがちですが、干してからしまいましょう。干す時は、直射日光を避け毛先を下にして吊るすように干しましょう。
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結局、私は長時間ぬるま湯に浸けておくという悠長なことができなかったので、お湯につけながらガシガシやってしまいました。案の定、切れ毛になってお人形さんの髪みたいにキシキシで毛先は開き、字を書いてみたけどボサボサの仕上がりになったので、間に合わせのために安い筆を買いに行きました…ごめんなさいm(>__<)m
でも、新しい筆のおかげで、宿題の習字はいいのが書けました(^^)
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