感染性結膜炎『はやり目』の疑いがあったら
こんにちは。よーこママです。
小6長女が結膜炎になりました。
発症時の様子
前日、なんなら前夜までは変わった様子もうかがうことなく、本人も何ら違和感はなかった様子。
起床時、突然に
「目が痛い!」→とにかく充血で真っ赤。
「目やにで開かない!」→目やにの症状あり。
「ゴロゴロする!」→ものもらい?
とりあえず、保冷剤で目を冷やし様子を見ようとしましたが、土曜日で仕事も休みだし、眼科に行くことにしました。
眼科での診察
診療予約が入れられるか事前に尋ねると、予約枠はいっぱいなので、直接来院の当日受付で予約の合間に診察とのこと。
かなりの待ち覚悟で受診することに。
受付をして、問診室前で待機。
ほどなくして問診開始。
「症状や状況から、感染性結膜炎も否めないので、先生に診察してもらいましょう。待機の場所も指定しますね。」
ということで、待合室の隅っこに追いやられ、「呼び出し聞こえねーんじゃないの?」って心配をしながら待つことに。
あまり待つことなく、けっこうすぐに診察に呼ばれたので拍子抜け。
ナースも待機場所を察して、呼んでくれましたが。
問診での内容を確認し、『はやり目』の疑いがあるとのことでアデノウイルス迅速検査をすることに。
結果が出るまでまたもや隅っこに追いやられ、「呼び出し聞こえねーんじゃねぇの?」
「いやいや、ここにいること知ってるし」とか言いながら、待つこと15分くらいでしょうか。
結果は陰性です。
しかし、陰性と言えども、100%陰性というわけではないし、はやり目の疑いはあるわけなので、点眼薬で様子を見ましょう。
とのこと。
『感染性結膜炎』とは?
感染性結膜炎の原因には、大きく分けて、細菌による感染と、ウイルスによる感染があります。
1 )細菌性結膜炎
原因菌はインフルエンザ菌や肺炎球菌、黄色ブドウ球菌などです。黄色ブドウ球菌は、健康な人ののどや鼻、皮膚、手指、毛髪、腸管などにも分布しています。感染力が弱いため、感染の危険は大きくありませんが、目にケガをしたとき、病気などで身体の抵抗力が落ちたとき、子どもの場合は、感染しやすくなります。
2 )ウイルス性結膜炎
原因ウイルスの多くはアデノウイルスです。アデノウイルスは感染力が強く、多くの場合は人から人へと感染するので、注意が必要です。「はやり目」や「プール熱」もアデノウイルスによる感染性結膜炎です。
引用:参天製薬ホームページ
『はやり目』とは?
アデノウイルスの感染によって起こる結膜炎です。
感染力が非常に強く、はやり目の人が目を触った手でモノを触り、他の人がそれに触って目をこするなどすると、高い確率で感染します。
目やにが多くでたり、充血したりしますが、症状が重い場合は黒目(角膜)に傷がつき、傷跡が残る角膜混濁になったり、まぶたの裏側に炎症の白い膜(偽膜)ができることがあります。
今回、長女は、こちらの「はやり目」を疑われたわけです。
治療時の注意点
- 手をこまめに洗うこと
- 顔を拭くタオルを家族と共有しないようにすること
- お風呂は最後に入るか、シャワーなどですませること
- 子どもの場合は、眼科医の判断に従って登校を控えるなど、感染の拡大予防に努めること
処方された薬と治療後
今回、治療用に2種類の点眼薬が処方されました。
- フルメトロン点眼薬0.1%
- ガチフロ点眼薬0.3%
学校登校に関しては、週末ということもあり、特に出席停止の指示は出ませんでした。
1週間後に経過観察のため再診したところ、経過は良好とのことでした。
原因は不明ですが、感染の恐れがある場合や疑わしい時は、医療機関を受診しましょう。
正しい点眼の方法
点眼するとき、ボトルの先端が睫毛や眼球、またはその周囲につけてはいけません。
ましてや、くっつけて点眼してはいけません。液が汚染されてしまいます。
では、どのようにさせばいいのでしょうか?
①手を石けんでよく洗う。
②下まぶたを軽く引き、1~2滴を確実に点眼する。このとき、容器の先がまぶたやまつげに触れないように注意する。
③点眼後は、しばらくまぶたを閉じるか目頭を軽く押さえる。
④あふれた 点眼液は、清潔なガーゼやティッシュでふきとる。
ポイントは、下まぶたを引いて、下まぶたに垂らすことですね!
それでもムリ!という人に試してもらいたいのが…
少しはラクに点眼できるかもしれませんね!
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